家族
その回復は、自分の親と向き合うことから始まります。
機能不全家族で育成され、その幼少期を過ごした人にとって、親であり家族はそれ自体が心的外傷であると言えます。
触れる事に過剰な嫌悪を示す人も珍しくありません。
親とは断絶状態にある人もいれば、逃げ回っている人もいるでしょう。
ですが、そのままではこの状態からの回復は厳しいと言えます。
また家族を持つ事も、ある種危険な事です。
世代間連鎖が起こりやすいものなので、もし自身がアダルトチルドレンである場合、家族を持ったとしてもその家族が機能不全に陥る可能性が高いのです。
そうならない為にも、連鎖をそこで断ち切ることが必要です。
回復は、まず自分自身の安定が必要です。
しかし、それだけでは完全とはいえません。
痛みに耐え得る環境を作り、その後に親と向き合うというのが理想的でしょう。
その為には、逃げ道というわけではありませんが、自分が身を置く事で精神的に安定する、癒されるというスポットを作る事が重要です。
趣味でもいいですし、信頼できる人でもいいでしょう。
その状態でなら、家族と向き合って話をする事も十分可能なのではないでしょうか。
そして、それこそが回復方法として最も有効な方法なのです。
